しっちゃかめっちゃか記
日々の呟き、妄想やラクガキをつらつら。
IF・・・②
ども、立て続けにつくねです。
最近切ない曲を聴くと、全てIFシリーズのイメージソングに聞こえてしまう・・・。
天野月子の『蝶』はやばいわ。
さて、IFシリーズの続編です。
どうあがいても死にネタになりそうだわこれ。
フレンが、
・真っ黒
・冷酷、冷徹、悪逆非道の完全なる敵(ワケありだけど)
・ラスボス
という代物でも許せるという方は続きからどうぞ。
すごく長くなったorz
最近切ない曲を聴くと、全てIFシリーズのイメージソングに聞こえてしまう・・・。
天野月子の『蝶』はやばいわ。
さて、IFシリーズの続編です。
どうあがいても死にネタになりそうだわこれ。
フレンが、
・真っ黒
・冷酷、冷徹、悪逆非道の完全なる敵(ワケありだけど)
・ラスボス
という代物でも許せるという方は続きからどうぞ。
すごく長くなったorz
前回の続きから
―――――
「嫌だなぁユーリ。僕以外の誰に見えるんだい」
「おま・・・何して・・・?」
「後始末だよ」
気さくに話してくる様子は、確かにいつものフレンだ。
ただ、その手に握られた血まみれの剣のせいか、その普通さが逆に恐怖を抱かせる。
唐突過ぎる出来事に、ユーリを含め皆どうしていいか分からず、ただただその場に佇んでいた。
いや、飲まれていたのかもしれない。
彼がまとう、その雰囲気に。
「何・・・してんだよ・・・・・・」
「? だから言ってるじゃない。あとし――」
「そうじゃねぇ!!」
声を荒げることで自身を奮い立たせ、フレンに詰め寄った。
「お前どうしたんだよ! 何考えて――っ!?」
胸倉を掴み怒鳴りつけるが、言葉は途中で止まる。
間近で見た、フレンの、眼。
サファイアを思わせる透き通った空色の瞳。
それが今は暗く濁っていた。
フレンの瞳に、自分が映らない。
その事実に酷く狼狽して、彼の動きを追うことができなかった。
「うるさい」
ドッ
肉を貫く音が、聞こえた。
「ユーリッ!!」
カロルが悲鳴にも似た声を上げた。
生憎、ユーリの身体がフレンに重なって、お互いがどんな表情をしているのか分からない。
ユーリは剣を抜いていない。
鞘の紐に指を絡めたままだ。
そして、フレンの抜き身の剣は―――
ユーリの腹部に当てられていた。
ポツリ・・・ポツリ・・・
「フレ・・・なん・・・で・・・・・・?」
血が滴り、床に複数の円を描く。
「 」
ガッ
開いている左手でユーリの側頭部を殴りつける。
長い黒髪が翻り、その身体は簡単に吹き飛んだ。
カランッと軽い音を立て、宙の戒典は持ち主の手から滑り落ちる。
そのまま幾度か転がり、大海原へとその身を躍らせた。
ユーリは落下を免れたが、ふちに倒れピクリとも動かない。
「っ!」
エステルがはじかれたようにユーリの元へ走り出す。
しかし、フレンがそれをさえぎるように前に出、エステルの足が止まる。
「フ、フレン! そこをどいてください!!」
彼の気配に押されつつ、彼女は叫んだ。
これ以上近づけない。横をすり抜けることも出来ない。
今目の前に居るものは危険だと、脳内で警鐘がなっている。
彼は何も言わない。
だというのに、この威圧感は何だ?
まるで、始祖の隷長と対峙しているようではないか!
「ちょ、ちょっとアンタ! 何やってんのよ!!」
リタがエステルを庇うように前に出る。
「どうして・・・どうしてですフレン! ユーリは自慢の親友だって言っていたじゃないですか!」
「親友? はっ」
鼻で笑い、吐き捨てた。
「親友だって? くだらない。反吐が出るね」
言い切ったフレンに、皆が皆絶句した。
ユーリやエステルを通じて、彼には何度か会っている。会話さえした事もある。
彼は、こんな人物だっただろうか?
「おいおい、お前さんキャラ違くない?」
「あなたに言われたくないですよ、シュヴァーン隊長」
にこりと笑って返される。
その眼は全く笑ってなかったが。
「フレ・・・ン」
ポツリと、ともすれば聞き逃してしまいそうな声が聞こえた。
「ユーリ!」
声の主がユーリということに、息を吐く。
相変わらず倒れたままだが、意識はあるようだ。
いや、無意識かもしれない。
ともあれ、彼は生きている!
「待っててくださいユーリ。今そちらに――」
「何だ、まだ生きてたの」
エステルが駆け寄るより早く、フレンが動いた。
コツコツと靴音を響かせ、ユーリの傍に歩み寄る。
そして―――
「っ!? やめてください、フレ――」
ドカッ
フレンの足がユーリを蹴り落とした。
倒れていた彼は、そのままなすすべなく、あっという間に皆の視界から、消えた。
ユーリが落ちたという事実を認識できずに、凍りつく。
「はは・・・ははははははははっ!!」
誰もが二の句が継げない中、フレンの笑い声が高らかにこだまする。
「さあ・・・はじめようか」
同時に、頭上の巨大な聖核が傾ぐ。
「いけない! 皆離れて!!」
ジュディスの声に我に返り、その場を離れる。
「嘘・・・嘘です。ユーリが・・・フレンも・・・」
「エステル! このままじゃ巻き込まれるわよ!!」
リタに引っ張られながらも、エステルはずっと彼を見ていた。
突拍子もないことが立て続けに起こり、目の前の状況をうまく整理することが出来ない。
だから、だろうか。
聖核で隔てられる寸前―――
彼が、泣いているように見えたのは。
―――――ここまで!
ソディアの役目、フレンに取られました(問題はそこか?)。
最後のフレンの台詞でクウラ(DB)を思い出した私はもう若くないorz
とりあえず、フレンに言わせたい台詞は全部言わせたぞ。
ユーリは無事。
ワンピースのアーロン編のナミとウソップだといえば分かる方はいるのかな・・・?
空白の台詞はフレンのもの。
なんて言っていたかはおいおい。
ここからどんどん本編と離れていくぜ。
精霊化はやっていくけど、フレンが邪魔しに来たり。
星喰みが前面に出てきてちょっと外見変わってるといいよ。
ぶたにお願いしたら、すごいの描いてくれた。
・・・うん。
どう見ても.hack//G.●.のAIDA感染したボルドーです。本当にありが(ry
イメージぴったり。
まぁ、クビアゴモラっぽいのも出てきてたしね。
ラスダンはタルカロンではなく、星喰みの体内的なw
FF10のシンの体内みたいなもんだと思ってくれ。
他ゲームネタばかりで分からなかったらごめんなさい。
これ以降は、書きたいとこだけ書いていきます。
ではでは、乱筆・乱文失礼しました。
―――――
「嫌だなぁユーリ。僕以外の誰に見えるんだい」
「おま・・・何して・・・?」
「後始末だよ」
気さくに話してくる様子は、確かにいつものフレンだ。
ただ、その手に握られた血まみれの剣のせいか、その普通さが逆に恐怖を抱かせる。
唐突過ぎる出来事に、ユーリを含め皆どうしていいか分からず、ただただその場に佇んでいた。
いや、飲まれていたのかもしれない。
彼がまとう、その雰囲気に。
「何・・・してんだよ・・・・・・」
「? だから言ってるじゃない。あとし――」
「そうじゃねぇ!!」
声を荒げることで自身を奮い立たせ、フレンに詰め寄った。
「お前どうしたんだよ! 何考えて――っ!?」
胸倉を掴み怒鳴りつけるが、言葉は途中で止まる。
間近で見た、フレンの、眼。
サファイアを思わせる透き通った空色の瞳。
それが今は暗く濁っていた。
フレンの瞳に、自分が映らない。
その事実に酷く狼狽して、彼の動きを追うことができなかった。
「うるさい」
ドッ
肉を貫く音が、聞こえた。
「ユーリッ!!」
カロルが悲鳴にも似た声を上げた。
生憎、ユーリの身体がフレンに重なって、お互いがどんな表情をしているのか分からない。
ユーリは剣を抜いていない。
鞘の紐に指を絡めたままだ。
そして、フレンの抜き身の剣は―――
ユーリの腹部に当てられていた。
ポツリ・・・ポツリ・・・
「フレ・・・なん・・・で・・・・・・?」
血が滴り、床に複数の円を描く。
「 」
ガッ
開いている左手でユーリの側頭部を殴りつける。
長い黒髪が翻り、その身体は簡単に吹き飛んだ。
カランッと軽い音を立て、宙の戒典は持ち主の手から滑り落ちる。
そのまま幾度か転がり、大海原へとその身を躍らせた。
ユーリは落下を免れたが、ふちに倒れピクリとも動かない。
「っ!」
エステルがはじかれたようにユーリの元へ走り出す。
しかし、フレンがそれをさえぎるように前に出、エステルの足が止まる。
「フ、フレン! そこをどいてください!!」
彼の気配に押されつつ、彼女は叫んだ。
これ以上近づけない。横をすり抜けることも出来ない。
今目の前に居るものは危険だと、脳内で警鐘がなっている。
彼は何も言わない。
だというのに、この威圧感は何だ?
まるで、始祖の隷長と対峙しているようではないか!
「ちょ、ちょっとアンタ! 何やってんのよ!!」
リタがエステルを庇うように前に出る。
「どうして・・・どうしてですフレン! ユーリは自慢の親友だって言っていたじゃないですか!」
「親友? はっ」
鼻で笑い、吐き捨てた。
「親友だって? くだらない。反吐が出るね」
言い切ったフレンに、皆が皆絶句した。
ユーリやエステルを通じて、彼には何度か会っている。会話さえした事もある。
彼は、こんな人物だっただろうか?
「おいおい、お前さんキャラ違くない?」
「あなたに言われたくないですよ、シュヴァーン隊長」
にこりと笑って返される。
その眼は全く笑ってなかったが。
「フレ・・・ン」
ポツリと、ともすれば聞き逃してしまいそうな声が聞こえた。
「ユーリ!」
声の主がユーリということに、息を吐く。
相変わらず倒れたままだが、意識はあるようだ。
いや、無意識かもしれない。
ともあれ、彼は生きている!
「待っててくださいユーリ。今そちらに――」
「何だ、まだ生きてたの」
エステルが駆け寄るより早く、フレンが動いた。
コツコツと靴音を響かせ、ユーリの傍に歩み寄る。
そして―――
「っ!? やめてください、フレ――」
ドカッ
フレンの足がユーリを蹴り落とした。
倒れていた彼は、そのままなすすべなく、あっという間に皆の視界から、消えた。
ユーリが落ちたという事実を認識できずに、凍りつく。
「はは・・・ははははははははっ!!」
誰もが二の句が継げない中、フレンの笑い声が高らかにこだまする。
「さあ・・・はじめようか」
同時に、頭上の巨大な聖核が傾ぐ。
「いけない! 皆離れて!!」
ジュディスの声に我に返り、その場を離れる。
「嘘・・・嘘です。ユーリが・・・フレンも・・・」
「エステル! このままじゃ巻き込まれるわよ!!」
リタに引っ張られながらも、エステルはずっと彼を見ていた。
突拍子もないことが立て続けに起こり、目の前の状況をうまく整理することが出来ない。
だから、だろうか。
聖核で隔てられる寸前―――
彼が、泣いているように見えたのは。
―――――ここまで!
ソディアの役目、フレンに取られました(問題はそこか?)。
最後のフレンの台詞でクウラ(DB)を思い出した私はもう若くないorz
とりあえず、フレンに言わせたい台詞は全部言わせたぞ。
ユーリは無事。
ワンピースのアーロン編のナミとウソップだといえば分かる方はいるのかな・・・?
空白の台詞はフレンのもの。
なんて言っていたかはおいおい。
ここからどんどん本編と離れていくぜ。
精霊化はやっていくけど、フレンが邪魔しに来たり。
星喰みが前面に出てきてちょっと外見変わってるといいよ。
ぶたにお願いしたら、すごいの描いてくれた。
・・・うん。
どう見ても.hack//G.●.のAIDA感染したボルドーです。本当にありが(ry
イメージぴったり。
まぁ、クビアゴモラっぽいのも出てきてたしね。
ラスダンはタルカロンではなく、星喰みの体内的なw
FF10のシンの体内みたいなもんだと思ってくれ。
他ゲームネタばかりで分からなかったらごめんなさい。
これ以降は、書きたいとこだけ書いていきます。
ではでは、乱筆・乱文失礼しました。
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